菊紋入 青銅花瓶 峰雲作 卸売

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菊紋入 青銅花瓶 高岡青銅器峰雲作高さ:275mm直径:138mm口径:63mm内径:22mm(最小)杉製箱 158mmx295mmx150mm一部剥がれ有り、テープ痕有り叙勲の記念に作製した花瓶高岡銅器1611年、加賀藩の2代目藩主であった前田利長が高岡の新たな産業として金森弥右衛門、喜多彦左衛門、藤田与茂、金森与茂、金森与兵衛、金森藤左衛門、般若助右衛門ら7人の鋳物師(いもじ。鋳造を行う職人)、刀装彫金師(刀のかざりの職人)を招いて鋳物工場をひらかせた。当初は、農作業用の鍬(くわ)や鋤(すき)、鍋や釜など鉄製の日用品が主につくられていた。江戸中期以降になると、銅器に美術性の高い彫金(金属の表面に模様を彫る技術)を施したもの、仏具や梵鐘、灯篭や大仏のような大型のものもつくられるようになる。明治以降には花瓶、キセル、火鉢などもつくられるように。彫金の名工が誕生したのも明治の頃。廃刀令により刀装彫金の需要がなくなると、失職した金沢の優秀な職人が高岡に集まり、それに刺激を受けた高岡の職人たちが技術を向上させたという。1872年には明治政府が地方産業の救済にと、翌年(1873年)に開催されるウィーン万博博覧会への出品物を金沢と高岡に依頼し、競争させた。その後、フランスやアメリカで開催された万博にも高岡から作品が出品されており、高岡銅器の名は世界にも知られるようになっていく。大正の頃には国内向けの商品に転換していく。第二次世界大戦後には日用品の需要拡大、加えて1955年ごろから始まった高度経済成長の波にのりさらに成長した。1975年(昭和50年)には国の伝統的工芸品に指定される。1977年には高岡銅器の生産性の向上、関連企業の連携と公害問題の解消などをはかるために「銅器団地(2020年時点で44の企業が参加)」が立ち上げられた。1986年からは年に1回「工芸都市高岡クラフトコンペ」が開催されており、全国から出品される工芸作品やクラフト品が高岡の街中で展示販売される。

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